アラフォーになると誰もが抱える悩み。それは「服が似合わなくなる」というもの。
それは突然やってきます。ある日鏡を見て愕然とするのです、「服が全然似合っていない!」ことに気付いて。
この原因はざっくり言うと「老化」です。
歳をとると、体型が変化して肌の質感が変わり毛量も減ってきます。
特に今の35歳以上の人たちは若い頃にアメカジを通ってきた世代なので、服の基本がアメカジの方がとても多い。Tシャツやネルシャツやジーンズを中心としたアメカジはその名の通りカジュアルで、若者向けのファッションなんです。なので、歳を取ると似合わなくなってくるのは当然なのです。
それに気持ちも若い頃とはだいぶ違ってるので、もし、同じような気持ちで同じ服を着れるとしたら、その方が普通じゃないことなのです。
それに気がつかないまま、愛着のあるアイテムを若い頃と同じようなショップで買うからしっくりこなくなって、なんだかぼんやりとあか抜けない印象に。
打破するのに一番手っ取り早いのは、服を変えることです。
当たり前の結論のようですが、ここで目線を変える必要があります。
好きな服ではなく、今の自分に「似合う服を着る」。他人から見える自分の姿を意識して、服を選ぶ。
自分を客観視することで、今の自分を受け入れることができ、自分がこれから目指す方向性もクリアになってきたりします。
若い頃に似合ってた服は似合わなくなってくるかもしれないけど、そのかわり、人生経験を経た大人にこそ似合うものも沢山あるのです。
おしゃれの谷間とされるこの時期を乗り越えることで、より豊かな人生の後半を迎えられる、そう思います。