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BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)のアイコン、イントレチャートの誕生のきっかけと編み方

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イントレチャート(手編み革)

ボッテガ・ヴェネタのコンサバに少々の個性をのせたデザイン、そして絶妙な色出しに魅了される人は多いです。

控え目でさりげなく、気品があること。それが、ボッテガ・ヴェネタの哲学です。

卓越したクラフツマンシップ、贅沢な素材、そして手の込んだディテールを配したボッテガ・ヴェネタの製品は、それ自体が価値の高さを雄弁に物語っています。決して、身に着ける人々の自信や個性を高め、より輝かせるための道具ではありません.

引用:Bottega Veneta

ボッテガヴェネタの歴史

ボッテガ・ヴェネタ がイントレチャート製法に足を踏み入れた 1960年代後半当時は、 ボッテガ は既製服を製造するファッションメーカーにすぎませんでした。

1966年創業のボッテガがそのころ持っていたのは布を縫うためのミシンで、革を縫うには適していなかったのです。ですので、革素材を用いるにあたっては、既存のマシンで扱い可能な、非常に上質な薄い皮を使わなければいけなかったというのがこの 特徴的なイントレチャートの編み方のきっかけなのです。

ボッテガ・ヴェネタを代表するデザインといえば、レザーを編み込んだ独特のイントレチャートです。ボッテガ・ヴェネタの草創期に開発されたこのデザインは、今もブランドを象徴する最も有名なシグネチャーであり続け、多様なレザーや素材を使ったカラフルなバリエーションを生み出し、新しい解釈を可能にしています。そうして完成した作品は、いつも変わらない、ボッテガ・ヴェネタならではの風格をたずさえています。

引用:Bottega Veneta

しかし、薄い皮革は革小物として使用するには強度が足りなく、そこを補強するためにうみだされたのがイントレチャートだったわけです。

イントレチャートは、上質な革から手で一枚一枚細く紐状に切り出し、それの紐を編みこんでいくことで出来上がります。大きなバッグなどは長い紐が必要になりますのが、そのへんの製造過程は明らかになってません。

自分のイニシャルだけで十分

ボッテガ・ヴェネタのモットーとして、目立つブランドロゴは使用しないことになっています。 持ち主を隠してしまうような 不必要な主張は ボッテガ・ヴェネタ の製品には必要がないと考えられているためです。

その哲学は、「自分のイニシャルだけで十分(When your own initials are enough)」という有名なモットーに表れています。

引用:Bottega Veneta

ブランドロゴを表面に出さず、編み目にブランドのアイデンティティとプレステージを託した ボッテガヴェネタは独自のブランディングに成功した代表的な例と言えます。

お求めやすいお値段で取り揃えております。良かったら是非見てください。

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