GERMANO(ジェルマーノ)
1952年ナポリ近郊のサレルノで創業されたパンツ専業ブランド。設立者のErnesto Germanoが提唱したイタリアの伝統的なサルトリアーレの手法を継承し、他ブランドが生産拠点をイタリア国外に移すなか、今もなお有名メゾンのパンツ生産を請け負い、イタリア国内での生産を続けています。
100%メイド・イン・イタリーを貫く姿勢は、クオリティー管理へのこだわりから。美しく履き心地が良く、特にヒップラインを綺麗さには定評があります。快適さと美しさを優れたコストパフォーマンスで提供できるのがジェルマーノの強み。
2020年の新作が25型入ってきたので、夏を感じさせるいくつかのモデルをご紹介します。
1. ベビーブルー×ホワイト/ストライプ のイージーパンツ
SLIM FIT、ノータック、ジップフライ、ウエスト ゴム調節可、スラントポケット、裾ダブル仕上げ(裾幅4cm)で構成されたジェルマーノのストライプ柄のパンツ。 コットンとポリアミドの混紡でシャリ感のある生地。
革靴に履けるカジュアルパンツ。ドローコードのストライプパンツ。ベルトループ付きなのでドローコードをしまって履くこともできます。 白のTシャツにさらっと合わせて爽やかに。何も頑張ってない感じがオシャレに見えます。
このうえにネイビーのニットジャケットを羽織って。ピークドラペルがアクセント。洒落た印象です。
2.デニムブルー×ホワイト/ストライプのイージーパンツ
こちらはさきほどのパンツより濃い目のブルー。 コットン100%、ノータック、裾はシングル。 裾幅が極端に細くないので上品にはけます。 最近のトレンドは太もも裏とかふくらはぎ周りに余裕があるシルエットが主流でこのパンツもそう。 SLIM LOOSE (スリムルーズ)というモデル。
このパンツは、PTトリノのEVO FITに近いシルエットで、 ノータック、浅めの股上。横から見た時のヒップのラインが綺麗です。縦ラインで細く見える上に、 カッティングで補整してくれる印象。 ゆるやかなテーパードのきかせかたがイタリアのパンツだなって感じです。
ライトオンスのオリアンのデニムシャツとタリアトーレのジレ。 このジレは夏場はジャケット代わりに着てもいいです。デニムシャツとジレがお互いの存在感を引き立てます。ライトオンスの薄手のデニムなのでパンツにインして着ることができます。とても使い勝手のいいシャツです。
このストライプのパンツは王道のコーディネートが似合います。人気のグランサッソのシーランドコットンの半袖ニットTシャツ、革靴を合わせると街に馴染む装いに。夏を感じます。 ジェルマーノは南イタリアの会社なので、ナポリの風を感じるような.....
3.スモーキーピンクのコットンチノ
浅めのワンタック(アウトプリーツ)のコットンパンツ。エラスタンが2%入っているのでストレッチ性もあります。スモーキーかかった落ち着いたピンクで派手さはなくカラーパンツが履きなれないかたにもおすすめです。
ピンクと相性の良いグレーを合わせてみました。このセリーヌのTシャツは首元がちょっとあいてるのが特徴。 カラーがあっても決して華美になり過ぎない。 肩肘張らない大人な感じ。このパンツは今季からスタートした「21」というモデルです。トップスを白い襟付きに替えると、このパンツがもつクラシックな良さがよく表れると思います。
4.TRENDY イージーパンツ ソラーロ
SOLARO(ソラーロ) はイタリア語で太陽。 ソラーロというのは、光の当たり方によっていろいろな色に見える、玉虫色の生地のことです。20世紀の初めに、植民地で強い太陽光が及ぼす影響を調べたイタリア出身の 研究者が、紫外線から身を守るために作ったのがソラーロ誕生のきっかけです。エレガントな夏素材の代表と言われています。
白シャツに合わせてみるとコットンスラックスの良さが引き立ちます。
ドローコード、ツータック、アウトプリーツ、深すぎずほどよい股上。ベルトループはついているので、ドローコードを内側にして普通のパンツとしてはけます。バックのフラップポケットがアクセントになってます。ポケット位置がおしりの上に来るようにデザインされているので、腰の位置が高く見え足が長く見えます。生地は薄目のサラッとした生地で夏向き。
色や素材に変化をつけて、リラックスしたエレガントなスタイルを楽しみたいですね。youtubeでも詳しく紹介してますので是非ご覧ください。