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抜け×抜け=大人の包容力、BOGLIOLIのアンコンジャケットの魅力

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BOGLIOLI/ボリオリ

1890年代に創業の、イタリアイタリア随一のファクトリーブランド BOGLIOLI/ボリオリ。100年に渡る歴史でDOVER(ドーヴァー)を始めとし、K.JACKETなど名品を次々発表し、紳士服の世界に革命をおこしたブランドです。

ジャケパンスタイルのきっかけを作ったBOGLIOLIのアンコンジャケット(Unstructured Jacket)は誕生から20年の時を経て今なお、絶大な支持を得ています。

アンコンジャケットとは

アンコンジャケットとはUnstructured Jacket(アンコンストラクテッド・ジャケット)を日本的に略したファッション造語で、非構築なジャケットという意味。肩パットや芯地を使い、かっちりと構築されたジャケットの比較として用いられます。

具体的には、アンコンジャケットには肩パッドは全く入っていないか、ごく薄いものが入っている、また芯地もごくわずかです。裏地は袖か、身頃の一部についている場合も多いです。

肩パッドが全く入ってないため、当然ながら肩回りが軽く、柔らかくなります。肩パッド入りのジャケットに比べると肩先が丸く、長時間着ていても疲れず、移動の時も楽というメリットもあります。

 

肩パッドが無いため、着る人の首から肩先への線が服地に直接反映され、その部分に出る癖を隠せず生地のシワや重量感が目立つという欠点もありますが、それは着ている人の個性が現れやすいという長所にもなります。言い換えれば、力の抜けた、ナチュラルで成熟した大人の余裕や包容力が感じられるのが、アンコンジャケットの魅力でもあります。

 BOGLIOLIのアンコンジャケットの歴史

アンコンジャケットの歴史は意外と古く、19世紀の終わりに最初に登場しました。金色のボタン、ウェルトポケット、左上の胸ポケットが付いたクラシックな青いジャケットは、20世紀初頭には主にヨットやボートクラブのスポーツジャケットとして使用されていました。

快適なフィット感がありながら上品で洗練された雰囲気を持つこのジャケットは、スポーツウェアと分類できるかもしれません。このリラックス&ラグジュアリーが現在のアンコンジャケットの原型です。

ボリオリ公式ページより)以下引用すべて

偉大な仕立ての伝統を現代的におとしこむ事にすべてが注がれ、絶え間なく変化していく現代のグローバル社会に適応するためのスタイルを模索した結果、3代目Mario Boglioli(マリオ ・ボリオリ )のもと、1980年代後半からピッティウォモ(ミラノで年2回開かれる大規模な展示会)に出店、2000年には K-Jacket を誕生させ、ボリオリ旋風を巻き起こします。

伝統的な美学と革新的なアイデアの2つを結びつけるのが、ボリオリの服です。

ユニークでモダンで洗練されたスタイルが非構築なジャケットを生み出し、「ラグジュアリーヴィンテージ」と評される現代人にフィットした個性を生み出しました。

K-Jacket(ケージャケット)

2000年に誕生した、ボリオリのK-Jacketは、メンズファッション界のターニングポイントと言えるものです。 ビンテージ感のあるカシミアで作られたくったりと柔らかい、芯地の無いジャケットは、それまでのパワージャケットにはない新鮮さを持ち、 メンズの背広がまるでカーデガンのように扱われることに人々は驚き、ファッション界を震撼させました。

フィット感がありながら上品で洗練された雰囲気を持つこのジャケットは、スポーツウェアと分類できるかもしれません。このリラックス&ラグジュアリーが現在のアンコンジャケットの原型です。

高級な仕立て服を着ていても、快適で気楽な気分を味わいたいと思うすべての男性にふさわしい選択がこのK-Jacketです。リラックスしているのにラグジュアリーを感じるのは、ボリオリ独自の研究の結果であり、最高品質の素材は世界中の生産者から調達され、フレッシュで洗練された色使いは感動を生みます。クローゼットの日常であり特別なお気に入りの一着になることでしょう。

ボリオリのアンコンジャケットがカジュアルなだけでなく、オンビジネスシーンにもふさわしい格を持つのは、芯地などの副資材を排した作りであっても、パターンに優れているため。流れるように体にフィットし、とても気楽な着心地です。

ウールの他にコットンや麻、カシミヤなどで成型されることが多く、また、そのしなやかな素材使いのため、スーツでは使われないような色や柄が使われることもあります。そのため、ボーダレスな現代の男性にふさわしい装いをアンコンジャケットで作ることができます。

カシミヤ 52%、シルク 35%、カナパ(麻) 13%の生地で作られたジャケットはさわり心地も見た目も最高です。

ボリオリ K-Jacketの仕立ての特徴

  • いわゆる「一枚仕立て」で裏地がない。
  • 肩パットも芯地もない。ごく薄い芯地がはいっていることもある。
  • 生地はウール、コットン、麻、カシミヤなどの自然素材。
  • ガーメントダイ(製品染め)が用いられてることが多い。
  • ウエストはなだらかなライン。全体的に体に沿うようなシルエット。
  • アームホールは太目なのでがっちりした体形の人にも似合う。
  • ボタンはシングルの2ボタンか3ボタン、もしくはダブルの6ボタン。
  • ノッチドラペル・・・・ノッチドラペルとは、英語で「Ⅴ字の刻み目」の意味で、上襟との境界にV字状の刻み目がある下襟があることを指す。ジャケットの襟の中でも普遍的な形で、この幅や位置によって表情が変化する。
  • サイドベンツ・・・サイドベンツはジャケットの後見頃の両端の縫い目の下部を開いてつくられる切り込みです。着用時の動きやすさを高める。サイドベンツの場合、スーツとして着た時になパンツの横のラインと重なることで足が長く見えるという効果もあり。
  • ポケット・・・モデルにより、フラップポケットやパッチポケットなどの種類がある、内ポケットも含めどれも実用的でジャケット本体に馴染むように構成。
  • 袖口のボタンは「4つ釦重ね眠り切羽」という、ボタンが4つ重なって並ぶ、袖口の開閉のない装飾的なものでイタリアの服らしく洒落た感じ。

ボリオリのソフトテーラリングの秘訣は、柔らかく軽量で高品質の生地と、これまでの歴史で培ってきた洗練された仕立て技術にあります。ボリオリのジャケットは、肩パッドや裏地がないため、「抜け感」があり、まるで体に馴染んだように着用できます。さりげないようで細部に至るまで慎重に設計され製造されたサルトリアルジャケットならではの個性です。

アンコンジャケットのコーディネート

イタリアの伝統的な仕立てを巧みに現代に落とし込んだそのジャケットはお手持ちのアイテムどれとも馴染み、カジュアルな良さはそのままに上品に仕上げてくれると評判です。

その合わせやすさこそ、ボリオリのリピーターが多い理由のひとつで、オンオフ問わないアイテム同士の組み合わせでファッションの幅が広がっていく楽しさを実感できます。

 

ボリオリのジャケットに、ボッテガのパンツとバッグ、チャーチの靴で、正統派なルック。シルクウールの雅な光沢にダブルブレストの存在感が貫禄です。

肩パッドや芯地、裏地がないアンコンジャケットは夏でもジャケットを着たい人や、肩にフィットする服を好む人の必需品です。ジーンズやチノ、ボタンダウンシャツ、そういった現代的な衣服に合い、羽織るだけでデイリーな服が洗練されたものになります。クラシックな紳士服の要素と、シンプルでカジュアルなウェアの要素が両方ある、現代の男性のワードローブにおける最も上品な一品、それがアンコンジャケットです。

 

ボリオリのジャケットに、PTトリノのパンツ、グランサッソのセーター。ベージュのパンツをシルクコットンのツヤっとした素材感で洗練された印象に。ベージュとの相性バツグンのブルー系のジャケットとインナーで全体のトーンを淡めにして季節感を演出。

カーキ色のボリオリのジャケットは明るいPTトリノのホワイトデニムで渋みを中和。ホワイトデニムに合わせることでジャケットの軽やかな素材感がひきたちます。ボッテガのベルトも同系色で。

そのほかのスタイリングの例(リンクから弊店のインスタグラムにとびます)

https://www.instagram.com/p/CNghd1wLB_k/

https://www.instagram.com/p/CNYpgpqLD-X/

youtubeでもご紹介しております。ボリオリの上品な軽やかさが伝わるかと思います。

ボリオリのアンコンジャケットはクラシックの真髄をきわめたものです。目立つアイコンや装飾がなく、「抜け感」に焦点をあて、「エフォートレスなスタイル」を作り出すジャケット。包み込まれるようなシルエット、柔らかな素材使い、それが「抜け×抜け=大人の包容力」です。この心地よさを是非ご実感ください。

 

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