久々にロゴが戻ってきました。自分にとってはドルチェ&ガッバーナ以来ぐらいでしょうか、ロゴものが着たい気分なのは。ここ2、3年はすごく流行ってて各メゾンが出してますが、なかなか大人の男性にはハードルが高い気がして。
イタリアンファッション=ブランド名が目立たないシックなスタイルという刷り込みがあるせいかもしれません。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の中で、50年代にタイムスリップした主人公が履いてたパンツを見られて「カルバンクライン」って名前だと勘違いされるってシーンがありましたね。そういう感じに、服についてるロゴというとどうしても若者のものってイメージ、ありました。90年代のスケーターファッションも思い出したり。
でも今回のロゴブームはもっとシックなもの。大人向けです。
例えばこのセリーヌのコットンニット。トレーナーみたいな形ですけど、トレーナではない。すごくよくできてます。首元の太めのリブが良い。
そしてこのフレンチっぽいロゴの崩し方。しっかりとしたパッチでエレガントな存在感があります。ロゴが白なのもいい。地の色はブラックとネイビーがあります。
セリーヌは女性にはよく知られたブランドですが、メンズがあるって知らない人も多いのでは。今季で3シーズン目になる、エディ・スリマンというカリスマ的なデザイナーが就任して人気を集めています。ファッション好きな人なら知ってる可能性高いので「メンズでセリーヌってあるんですね」なんて言われて、おしゃれな人に思われるかもしれません。
もちろんセリーヌですからお安いものではないのですが、『可愛いから買ってみた。』という感じで着てみたい。
ここ数年のロゴものの台頭はインスタなどのSNSの普及によるところが多いそうです。ロゴは服や小物の金銭的価値をストレートに伝えることができますから(大きければ大きいほど)。
なので、たとえばこのセリーヌを着てベルトのバックルがいかにもグッチだったり、手にバッグに大きなロゴが付いていたりすると、ただの「ブランド好き」で、リッチさをひけらかしたい人なんだなって思われてしまいます。
ではなくて、力の抜けたスタイルにしたいです。ニット単体で充分可愛いので。これに合わせるのはパンツもスニーカーもホワイト。
ここは粋な感じに、サンローランの革のバックパックなどを。
レザーの巾着型リュックがシンプルだけど可愛い。小さくロゴが入ってます。これくらいのロゴで。下の画像は同じくサンローランのボストンバッグ。ボストンは今また注目度高いです。
パンツはPT05、靴はタリアトーレです。白ければなんでもいいですけど 笑。
そして眼鏡。眼鏡ってすごく便利で、ひとつ足すだけで非常に「おしゃれ感」が出るのでぜひ試していただきたいアイテムです。顔に置くので顔に今っぽさがでて、自分の気分も変わってきます。費用対効果もいいです。メガネはブランドものをおすすめします。
このセリーヌにはブラックもあります。春って意外にモノトーンを着たくなるんですよね~。
こういうことを考えてるといくつになってもウキウキしてきます 笑。そういう楽しさをお伝えできたらいいなと思います。
動画でも語っているのでぜひこちらもご覧くださいませ。
そしてセリーヌの他の商品はこちらからご覧いただけます。